2019年11月17日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2019年11月17日(日)
- 講師
- 矢島 勇 先生
日に日に寒さが増してきた関東地方ですが、何とか晴天にも恵まれ11月17日の日曜日、今回も『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』が開催されました。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、(一社)日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の理事であり、また学会の認定講師としてご活躍されております、埼玉県の矢島勇先生です。 矢島先生は、大学を卒業後に柔整の専門学校に入られ、後、本会の元理事であります坂本哲也先生の下で修業された経歴を持たれる先生です。
その修業時代から身につけられたエコースキルは非常に高く、若くして学会の理事にもなられる等、今後の柔道整復師業界を引っ張っていかれる先生といっても過言ではありません。 また、開業された地域では、地元のサッカージュニア・ユースチームにも帯同される等、そのご活躍は多岐にわたり、また地元に親しまれている先生です。
今回のセミナーは今回の観察部位は「下肢」として実施され、解剖や数多くの症例、また観察方法などを講義して頂き、非常に内容の濃いセミナーとして実施されました。
まずは、ラグビーワールドカップの動画を紹介いただき、下肢の重要性の他、考えられる損傷などについてご紹介いただきました。 日本で開催されたラグビーワールドカップの記憶は、我々にもまだ鮮明に残っており、受講された方々も食い入るように傾聴されていたのが印象的でした。
後、エコーの活用例のお話しの後には、矢島先生により『下肢』の観察として、実際に大腿部がどのようにエコーで描出され、どのように施術するか等、非常に分かりやすくご講義いただきました。
大腿部の他にも、下肢における解剖の説明に加え、実際の描出としてアキレス腱や腓腹筋、ヒラメ筋など、あらゆる下肢に於いての描出方法を細かく講義いただきました。
内側、外側、前方、後方など、あらゆる方面からの描出の仕方には、参加された方々からも多くの質問がある等、非常に内容の充実したセミナーとなりました。
セミナーの最後には、多くの質問に対し、都度、質問に対しての描出を実演いただくなど、今回も非常に活気のあるセミナーとする事が出来ました。
次回は、オリンピックイヤーとなる2020年の1月19日に開催いたします。
内容は『特別セミナー』として観察部位を『足関節』に限定して開催する為、通常の開催よりもより事細かな講義をして頂きます。
講師には、日本超音波骨軟組織学会の理事であり、また学会の認定講師でもある徳田仁志先生をお招きしております。
徳田先生は、石川県で接骨院を開業されている傍ら、札幌医科大学や金沢大学大学院に籍を置かれ、臨床と基礎研究に取り組まれているなど、日々、ご自身の研鑽に努められている先生です。
必ず翌日の診療に役立つ話しを拝聴できると思いますので、奮ってのお申込みをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 毎回、講師の先生の話が勉強になります。内容、時間、人数もちょうど良く質問もしやすいです。
今後もこのようなセミナーに参加したいと思っています。 - マイクロコンベックスの指南書や臨床事例がなく困っています。
- SSB社にお世話になっておりますので不安は有りません。今後も宜しくお願いします。
- 損傷画像も合わせて見たかったです。
- 矢島 勇(ヤジマ イサム)先生
- おおさと康復接骨院 院長
- 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(JSBM)理事
- 資格
- 柔道整復師
- 鍼灸師
- あんま・マッサ-ジ師
- 指圧師
- JSBM学会認定講師
お問い合わせはこちら
- 029-839-0346
- 平日9:00~17:30