2019年7月28日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2019年7月28日(日)
- 講師
- 坂本 哲也 先生
『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』が7月28日(日)に開催されました。
梅雨明けの宣言が待ち遠しい中、炎天下となった7月28日の日曜日、今回も多くの参加申込みを頂いて開催されました。 参加を申し込まれる方の目的も多種多様となってきており、エコーの活用方法を学びに来られた方、実際の症例画像を見に来られた方、講師に直接質問がしたくて来られた方、最新のエコー機器を見たくて来られた方など、様々な目的の方々にご参加いただきました。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、(一社)日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の元理事であり、現在は学会の認定講師としてご活躍されております、埼玉県の坂本哲也先生です。 坂本先生は、学会での講師活動の他にも、多くの企業や様々な団体からの講師、講演依頼なども多くあり、多岐にわたりご活躍されている先生です。
今回のセミナーは『特別セミナー』として、メインとする観察部位を『膝関節』として開催いたしました。セミナーの副題には~痛みと本当の原因~とされ、非常に内容の濃いセミナーとして実施されました。
まずは、坂本先生の接骨院で勤務されている川村大貴先生により、エコーの活用例などを紹介いただきました。 川村先生は空手の帯同スタッフとして海外にエコーを持ち込んだ際の話を紹介いただき、そのエコーの有用性には、受講された方々は食い入るように拝聴されていました。
エコーを現場で活用する事で、このまま競技を続けて問題ないか否かの判断をする事ができ、また損傷の状態をエコー画像で確認できる事で施術者本人だけではなく、患者にも納得して頂く事ができる等、非常にエコーに助けられたとの事でした。
他にも実際に来院された方の症例なども紹介いただき、川村先生にとって〝エコーは片腕のような存在〟という言葉がとても印象的でした。
後、エコーの活用例のお話しの後には、坂本先生により『膝関節』の観察として、実際にどのようにエコーで描出され、どのように施術するか等、非常に分かりやすくご講義いただきました。
内側、外側、前方、後方など、あらゆる方面からの描出の仕方、また代表される損傷の症例なども紹介いただく等、非常に内容の充実したセミナーとなりました。
セミナーの最後に行っている質疑に於いては、これまでにないほど多くの質問も行き交う等、非常に活気のあるセミナーとする事が出来ました。 また年間の何処かで、部位に特化した『特別セミナー』を実施男できればと思っておりますので、その際には、是非、多くのご参加をお待ちしております。
次回の開催は、9月1日に観察部位を『上肢』として、日本超音波骨軟組織学会の理事、認定講師である山本幸治先生をお招きして実施いたします。
さらにその次には、観察部位を『下肢』として、同じく日本超音波骨軟組織学会の理事、認定講師である矢島勇 先生をお招きし、11月17日に開催いたします。
両日程共に、必ず翌日の診療に役立つ話しを拝聴できると思いますので、奮ってのお申込みをスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 画像の読解はもちろん、エコーのプローブ操作は大変勉強になった。今回は膝のエコー読解、操作だったが、手、肩等の読解、操作を教えて頂きたい。
- 毎回非常に勉強になります。今後もできるだけ参加したいと思っています。少人数で質問もし易いです。
- ありがとうございました。とても勉強になりました。
- プローブの当てる角度、圧など体験してみたいです。
- 坂本 哲也(サカモ トテツヤ)先生
- 接骨・鍼灸こうふく 院長
- 資格
- 柔道整復師
- 鍼師
- 灸師
- 按摩・マッサージ・指圧師
- 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM) 学会認定講師
お問い合わせはこちら
- 029-839-0346
- 平日9:00~17:30