2019年1月27日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2019年1月27日(日)
- 講師
- 徳田 仁志 先生
2019年、新年第1回目となる『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』を開催いたしました。 当セミナーは、通算で今回15回目となり、都度、多くの方にご参加いただいております。 今回も超音波画像診断装置をお持ちでない方や導入されて間もない方に多くご参加いただき、大盛況としたセミナーを実施する事ができました。
さて、今回のセミナー講師を務めていただきました先生は、平成30年度(今期)より一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の理事に就任された 石川県の徳田仁志先生です。徳田先生は、石川県で接骨院を開業されている傍ら札幌医科大学や金沢大学大学院に籍を置かれ、臨床と基礎研究に取り組まれているなど、日々、ご自身の研鑽に努められている先生です。
また、ご自身が院長を務める接骨院では、韓国の整形外科病院リハビリ室との姉妹提携なども結ばれ、ソウルでの定期的なセミナーも行っておられるなど、非常に多忙な先生であります。 今回は、徳田先生がエコーを導入されたきっかけから現状までの経緯、また、柔整におけるエコーの活用方法の他、様々な症例をご紹介いただきました。
冒頭では、徳田先生ご自身で作成されたエコーの有用性に関するムービーを紹介いただき、その作成された数分の動画には、ところどころに笑いも含めていただく等、終始和やかな雰囲気でセミナーがスタートされました。
その後、実際にエコーで骨折が描出されるのか? として、徳田先生がご用意した棒に亀裂を入れ、それを実際に描出してみる等として分かりやすく解説いただきました。
セミナーの後半には、ご紹介いただいた症例の描出方法を実演していただき、また多数の質問にも全て的確に回答いただく等とされ、今回も盛況に開催する事が出来ました。
今回も非常に盛況なセミナーとなり定刻を若干過ぎてしまいましたが、セミナーの最後には受講された方々が、ショールームに展示されているエコーを実際に手に取り、弊社スタッフの案内のもと、時間の許す限りエコーに触れて頂きました。
次回の開催は、2月17日となります。
講師には、(一社)日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の東日本副支部長であり、学会理事を務めておられます、新潟県の曽山良之輔 先生です。
曽山先生は、JSBMの学会創立時から理事を務められており、これまでに数多くの講義を全国各地で行っておられます。 そのエコー歴については、学会役員の中でもトップクラスとなっており、また、その実力もエコー歴に比例してトップクラスです。
更に曽山先生は、エコー知識も豊富であり、学会の教育セミナー中級編やハンズオンセミナー入門編では、音響工学の講義を担当されるなど、エコー実技に加えて知識についても博学な先生です。 是非、曽山先生の博学多才な講義を聴講してみてください。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 自由に機器に触れる時間を頂き、実際に触れることで、扱いの難しさを体験する事が出来ました。貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。
- 早くエコーを取り入れたいと思います。
- とても分かりやすく勉強になりました。またセミナーを受けたいと思いました。
- 基礎の解剖が抜けているので(自分)解剖とエコーの複合した基礎セミナーをやってほしい。全何回みたいなパックで各関節がみられるくらいのセミナーをやってほしい。
- 超音波を使用しての長所をたくさん聞けてよかった。今後、部位別にフォーカスしてやって頂きたいと思いました。
- 本日は、学びの機会を頂きありがとうございました。機種によっての違いを説明して頂き参考になりました。継続的に学んでいきたいと思います。
- 徳田 仁志(トクダ ヨシユキ)先生
- かなざわみなみ接骨院 院長
http://kanamina.net/index.html - (一社)日本超音波骨軟組織学会 理事
- 金沢徒手医学療法研究会 会長
- 金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 医学専攻 機能解剖学分野(博士課程)
- 札幌医科大学 医学部 解剖学第二講座(訪問研究員)
- 資格
- 柔道整復師(厚生労働省認定)
- 臨床運動器系超音波技師((一社)JSBM日本超音波骨軟組織学会認定)
- 健康福祉運動指導者(放送大学エキスパート認定)
- 赤十字救急法救急員(日本赤十字社認定)
- 柔道整復師卒後臨床研修施設(柔道整復研修試験財団認定)
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