2018年7月29日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2018年7月29日(日)
- 講師
- 矢島 勇 先生
平成30年度3回目、通算12回目となる『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』が開催されました。今回も超音波画像診断装置をお持ちでない方や導入されて間もない方を対象としたセミナーとして実施させて頂きました。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の理事であり、学会の認定講師でもあります矢島勇先生です。
矢島先生は埼玉県熊谷市で接骨院を開業されており、セミナーの冒頭では自己紹介として、熊谷での5年ぶりとなる最高気温の更新について触れられる等として、セミナー受講者の掴みを取られてのスタートとなりました。
矢島先生は、JSBMの元理事であり認定講師でもある矢島先生と同じ埼玉県の坂本哲也先生の所で修業されており、修業時代から身に付けられたエコースキルについては既にベテランの域に達しております。JSBMの理事としても全国各地の開催で多くの講義をして頂くなど、多岐にわたりご活躍されている先生です。
今回の矢島先生のお話は、まず超音波の基礎として、使用上における取り扱いの注意から始まり、音響工学やプローブ走査の説明を経て、後、デモンストレーションに加え実際の症例などを紹介して頂きました。中でも、矢島先生での接骨院では、怪我をされた運動部の学生に対して、監督やコーチ宛てに対し観察した結果について等を紹介状のように出してあげている話については、皆が食い入るように傾聴されていました。
閉会後には多くの受講された方が残られ、矢島先生に分からない描出法を実演をしてもらったり、質問をされたりしている姿が見られました。 また、弊社のスタッフに新機種の説明などを求める方も多くみられ、今回も盛況に開催を終える事が出来ました。
次回の開催は、9月2日となります。
講師には、日本超音波骨軟組織学会の認定講師である坂本哲也先生による『特別セミナー』を実施いたします。 今回の特別セミナーの観察部位は『肩関節』です。
次回は未導入者向けというよりかは、既に導入された方向けのセミナー内容となっておりますので、更に肩観察の知識を身に付けたいという方は、是非、ご応募ください。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 超音波画像観察装置の扱い方から読影法まで、分かりやすく丁寧に教えて頂きました。有難う御座いました。
- 症例などを見せて頂き、今後、エコーを使用した際にスムーズにしていきたい。
- 4月から新卒でエコーを取扱っている整骨院に務めて、エコーの取り扱い方や画像の勉強会が途中からだったので、何が低エコーでどうプローブを持ったら短軸、長軸なのかがさっぱり分からなかったけど、今回のセミナーで分かりやすく説明して頂き、理解する事が出来たので良かったです。
- 自分の院の有用性を考える中で、どれほどの機器が必要かを考えていきます。
- 解剖学の断層解剖を入れてくれて、エコーの画像を理解しやすかったです。
- 矢島 勇(ヤジマ イサム)先生
- おおさと康復接骨院 院長
- 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(JSBM)理事
- 資格
- 柔道整復師・鍼灸師・あんま・マッサ-ジ師・指圧師
- JSBM学会認定講師
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