2018年6月17日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2018年6月17日(日)
- 講師
- 新井 達也 先生
平成30年度2回目、通算11回目となる『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』が開催されました。 超音波画像診断装置をお持ちでない方や導入されて間もない方を対象としたセミナーとして昨年度より実施させて頂き、今回の開催で11回目の開催となりました。 回数を重ねる毎に参加申し込みが多くなってきており、都度、キャンセル待ちの状態となっております。 参加をご検討されている方は、お早目のお申込みをお勧めいたします。
今後も、如何に柔道整復師に於いてエコー観察が必要なのかに加え、正しい取扱い方法を更に広めていけるよう弊社一同努めて参ります。
尚、この開催では、超音波画像診断装置をお持ちでない柔道整復師の方、もしくは導入されて間もない方を対象としており、セミナーの主な内容としては“エコーの有用性”の他、“エコーの活用法”等を中心として、都度、講師の先生方にご講義のお願いをしております。 広く多くの柔道整復師の方に参加して頂くべく、複数回のご参加をお断りさせて頂く場合が御座います。 予めご容赦ください。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の理事であり、学会の認定講師でもあります新井達也先生です。
新井先生は専門学校での講義をされる事も多く、また、JSBMでも東日本を中心に多くの講義や指導を行っておられます。
今回の新井先生のお話は、エコーを導入されたきっかけから、実際にどのように活用されているか等のお話をして頂きました。 また、導入しない理由を第三者目線で幾つかあげて頂き、その理由に対する改善点などについても説明されました。 特に、『柔整師にとってのエコーは資産となる』事についてのお話については、受講者一同、熱心に傾聴され、また我々スタッフに於いても、改めて如何に柔整の先生方にとってエコーが必要なのかを認識させられる内容でした。 その後、実際に患者が来院されてからエコーを描出するまでのルーティーンや、その観察法、施術法まで丁寧に講義いただく等、どの内容も非常に為になるお話しばかりで、多くの方がメモを取られているのが印象的でした。
一通りのルーティーンをお話しいただいた後、実際に来院された患者の症例の紹介やデモンストレーションなどを行って頂き、終始、内容の濃いセミナーとなりました。
一通りの講義を終えた後、参加者からの質問にも快くご対応いただき、数多くの質問に対しても、1つ1つ丁寧に解説されておりました。
また、閉会後にも多くの方が残られ、講師の先生に実演をしてもらったり、分からない描出方法などの質問をされたりしている姿が見られました。 また、弊社のスタッフに新機種の説明などを求める方も多くみられ、今回も盛況に開催を終える事が出来ました。
次回の開催は、7月29日となります。
講師には、日本超音波骨軟組織学会の認定講師である矢島勇先生です。
次回も今回と同じく、エコーの有用性の他、実際の活用方法など、現場のリアルな話をしていただきます。 奮ってのご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 広い範囲に教えて頂き参考になりました。今後も参加したいと思います。新井先生ありがとう御座いました。
- 新井先生のお話は、聞きやすくわかりやすかったです。症例を見せても頂けたのでとても勉強になりました。
- 症例写真が多く内容が分かりやすかったです。セミナーの参加者に対しレジュメなどの資料が配布されればより理解が深まると思うので、そういった資料なども用意して頂ければと思います。
- 画像の見方が分かりました。デモンストレーションがあって分かりやすく画像が見れました。デモンストレーションがもっと多くあれば良いと思いました。
- 新井 達也(アライ タツヤ)先生
- むさしの整骨院 院長
http://musasinoseikotuin.net/index.html - 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(JSBM)理事
- JB日本接骨師会 超音波業務委員会 専任講師
- 資格
- 柔道整復師
- JSBM学会認定講師
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