2018年5月27日超音波観察装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2018年5月27日(日)
- 講師
- 山田 直樹 先生
平成30年度1回目、通算10回目となる『超音波観察装置 エコー初心者セミナー』が開催されました。
今回も、早々にキャンセル待ちの状態となる等、柔道整復師の先生方にとって、超音波画像診断装置の注目度が高まってきている事を再確認いたしました。
今後も、超音波画像診断装置をお持ちでない方や導入されて間もない方を対象としたセミナーを継続させて頂き、如何に柔道整復師に於いてエコー観察が必要なのかに加え、正しい取扱い方法を広めていく事ができればと思っております。
尚、この開催では、超音波画像診断装置をお持ちでない柔道整復師の方、もしくは導入されて間もない方を対象としており、セミナーの主な内容としては“エコーの有用性”の他、“エコーの活用法”等を中心として、都度、講師の先生方にご講義をしていただいております。広く多くの柔道整復師の方に参加して頂くべく、複数回のご参加をお断りさせて頂く場合が御座います。 予めご容赦ください。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)の会長の山田直樹先生です。 多くの企業や様々な団体からの講演依頼も多く、全国各地で超音波画像観察装置に関するセミナーや指導を行ってご活躍されております。
山田先生は、このセミナーの第1回目、第5回目の講師を務めて頂きましたが、やはり柔整業界の中でエコーの学会長を務められる山田先生のお話を聞きたいとの要望も多くあり、非常にお忙しい中でご都合を付けて頂き、何とか今回も講師を引き受けて頂きました。
山田先生のお話では、山田先生がエコーと出会ったきっかけから、実際にどのように勉強されてきたか等のお話からスタート。 その後、実際にエコーを導入してからの来院される患者数などもご紹介いただき、また、実際にどのように普段の施術の中で活用されているか等のお話をして頂くなど、参加された受講者は熱心にメモを取りながら傾聴されていました。
一通りのお話をしていただいた後、第1回目〝肩関節〟、第5回目〝足関節〟でしたが、今回は〝膝関節〟のデモンストレーションをして頂きました。 実際にどのように描出され、どのように施術されるか等、非常に分かりやすくご講義いただきました。
その後、様々な参加者からの質問にも快くご対応いただき、深く踏み込んだ参加者からの質問に対しても、丁寧に解説されておりました。
閉会後にも多くの方が残られ、講師の先生に実演をしてもらったり、分からない描出方法などの質問をされたりしている姿が見られました。 また、弊社のスタッフに機種の説明などを求める方も多くみられ、今回も盛況に開催を終える事が出来ました。
次回の開催は、6月17日となります。
講師には、日本超音波骨軟組織学会の認定講師である新井達也先生です。
次回もエコーの有用性の他、実際の活用方法など、現場のリアルな話をしていただきます。 奮ってのご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- とても良い経験をさせていただきました。まだまだ原因不明と言われ、見当違いな治療や手術をされる患者さんが多いので勉強し、患者さんを治したいです。セミナーでの勉強もしていきたいです。ありがとうございました。
- 非常にためになる講義でした。 また、受講してみたいと思いました。
- エコーと手技を同時に学べるのは良いですね。
- 画像の読解がやはり難しそうですが、解剖の勉強になるし、頑張りたいと思います。
- 山田 直樹(やまだ なおき)先生
- 瑞穂接骨院 院長
http://www.geocities.jp/mizuho_sekkotu/index.html - 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)会長・理事
- 資格
- 柔道整復師
- 厚生労働省認定柔道整復科専科教員
- JSBM学会認定講師
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- 029-839-0346
- 平日9:00~17:30