2018年2月25日超音波画像診断装置 エコー初心者セミナー開催報告
- 開催
- 2018年2月25日(日)
- 講師
- 荒畑 勝一 先生
第9回目となる『超音波画像診断装置 エコー初心者セミナー』が開催されました。
今回も前回と変わらず、早々にキャンセル待ちの状態となる等、柔道整復師の先生方にとって、超音波画像診断装置(エコー)の注目度が高まってきている感じを強く受けます。
今後も、超音波画像診断装置(エコー)をお持ちでない方や導入されて間もない方を対象としたセミナーを継続させて頂き、如何に柔道整復師に於いてエコー観察が必要なのかに加え、正しい取扱い方法を広めていく事ができればと思っております。
尚、この開催では、超音波画像診断装置(エコー)をお持ちでない柔道整復師の方、もしくは導入されて間もない方を対象としており、セミナーの主な内容としては“超音波画像診断装置(エコー)の有用性”の他、“超音波画像診断装置(エコー)の活用法”等を中心として、都度、講師の先生方にご講義をしていただいております。広く多くの柔道整復師の方に参加して頂くべく、複数回のご参加をお断りさせて頂く場合が御座います。予めご容赦ください。
さて、今回のセミナー講師を務めて頂くのは、日本超音波骨軟組織学会(略称JSBM)で評議員の他、学会の認定講師としてご活躍されております荒畑勝一先生です。
荒畑先生は、SSD-900という日立製作所(旧日立アロカメディカル株式会社)の超音波画像診断装置(エコー)を約20年前に導入されて以来、長年に渡り超音波画像診断装置(エコー)を診療の場で活用されている先生です。早々に超音波画像診断装置(エコー)の必要性を見出され活用されてきた実力は、日本超音波骨軟組織学会でも認定講師としてご活躍されるほどです。
今回は、はじめに「痛いところを『みえる化』するエコー検査」と題した内容でお話しいただきました。
お話の途中では、超音波画像診断装置(エコー)を導入するに至った経緯や実際の活用例など、実際に来院された患者様の症例などを紹介いただき、受講者に分かりやすい様に講義いただきました。
講義の後には実際にデモンストレーションをしていただく等、プローブの持ち方から描出の仕方、描出のコツまで詳しく講義して頂きました。
その後、様々な参加者からの質問にも快くご対応いただき、深く踏み込んだ参加者からの質問に対しても、丁寧に解説されておりました。
閉会後にも多くの方が残られ、講師の先生に実演をしてもらったり、分からない描出方法などの質問をされたりしている姿が見られました。また、弊社のスタッフに機種の説明などを求める方も多くみられ、今回も盛況に開催を終える事が出来ました。
次回の開催は、5月27日となります。
講師には、日本超音波骨軟組織学会の会長である山田直樹先生です。次回も超音波画像診断装置(エコー)の有用性の他、実際の活用方法など、現場のリアルな話をしていただきます。
奮ってのご参加をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
ご来場者様によるご感想
いただいたご感想の中から一部のみご紹介させて頂きます。
- 症例データがとても参考になった。Talar tilt test(距骨傾斜測試)は行なっていなかったので臨床で使いたいと思いました。一概に「固定除去はこれくらいの期間で」と当院ではやる傾向あったが、エコーで「ここまでついて、動かなくなったので」という説明ができるし、こちらも納得の上、固定を外すことができるので、ぜひ使わせてもらいたいと思います。
- 解りやすかったです。
- 一人一人実技できる時間があればいいなと思います。
- 荒畑 勝一(あらはた かついち)先生
- 三勝はり灸接骨院 院長
- 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(JSBM)評議員
- 資格
- 鍼灸師・柔道整復師
- JSBM認定 運動器系超音波認定講師
- 介護予防運動指導員
- 国際中医師免許取得
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- 平日9:00~17:30